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くせ毛に悩む男性も意外と多い
くせ毛の悩みは、女性だけのものではありません。
男性も多くの方が悩んでいます。
そのくせ毛の中でも特に多いのが、うねりと広がり、ごわつく硬毛のパターンですね。
そしてこのパターンの場合は、大抵の場合、多毛がセットでついてきます。
言葉を並べていくとなかなか、ヘビーですね。
まぁ、でもそれも 髪の個性の一つです。
ちゃんとカットさえすれば、活かすことも抑えることだってでできますから安心してください。
ということでbefore
before
もこもこしてます・・・。
全体にうねりがありますね。そして襟足の広がりも見逃せないところです。
このパターンのくせ毛は、癖を活かして自然乾燥ベースで仕上げていくことが多いです。
ですが、今回は、普通にブローしておさまるところを目指していきます。
となるとカールを活かすよりも難易度高めのカットです。
だって、普通にカットしたら、広がって はい。終わり― です・・・。
なので、全体の毛流の流れを見ながら、粗歯でノーテンション(引っ張らない)コーミングしながら、カットしていきます。
↑ここかなり重要。
くせ毛という人それぞれの個性のある髪は、必ず収まるポイントがあります。
それを見分けながらカットするんです。
そこを意識するだけで、仕上がりが、だいぶ変わってきます。
after
仕上がりました。
これは手ぐしで乾かして仕上げただけです。
写真を見てもらえれば、分かりますが、スタイリング剤に頼って押さえつけているわけではありません。
乾かす前に軽くベース剤としてムースつけて、最後は油分があるワックスを軽くつけているだけです。
ポイントは刈上げすぎないこと。
あまり短く刈上げるとサイドとトップとの差がつきすぎ、かえって膨らむ原因をつくりますので、ほどほどに刈上げるのがポイントです。そうすることで、伸びてきてもなじみのいいヘアスタイルになります。
また、襟足も同じようにほどほどに長さを残すことで、おさまります。
素材の見極め
くせ毛カットにおいて、重要なのは、カットの切り方以上に、素材の見極めが大事です。
そこをしっかりしていくことで、仕上がりが格段に良くなります。
今日一日の仕上がりでなく、お客様はその後1カ月から2か月はそのヘアスタイルと付き合っていくわけです。
だから、その後の伸び方まで計算することで、ストレスのないヘアスタイルになります。
と、今日は、少しくせ毛カットの考え方も交えてのブログでした。
じゃぁ、また明日♪