Contents
自分の思い描く未来へ
美容師とは常に学習して、練習のくりかえしです。
まぁ、美容師だけには限りませんが。
自分の思い描く未来の姿に届くには、練習とてつもなく大事です。
その結果、頂きに近づいていくのです。
僕も、まだまだその途中ですが、改めて今日、テストの試験管をするなかでそう感じました。
スポンサーリンク
なかなか辛い試験管
僕ももう長いことTONI&GUYにいますので、テストという機会に、審査をします。
とりわけ今日はジュニアスタイリスト試験というテストでした。
TONI&GUYの中ではジュニアスタイリストというのはカット以外全ての技術ができる状態のアシスタントことを指します。
なのでこのテスト受かると、あとはカットが終わればスタイリストということで、一種の登竜門になっています。
内容は、ブローのテストなのですがなかなかこれが難しい、ブラシでのテクニックから、ハンドブローのでのテクニックまで総合点で評価します。
このテストまで、頑張って練習してきた後輩たちを知っているだけに、ジャッジは複雑な気分にもなります。
残酷な結果も出しますしね。
今日は一人の後輩が、次のステップへ
今回の受験生3人のうち1人が合格でした。
長いこと頑張っていたのを知っているのでとても嬉しいです。
この先、しっかり光輝いてほしいです。
おめでとう!!!
ところで、話は変わりますが
こういったテストに強い人、弱い人って実際、周りにたくさんいませんか?
それはなぜだろうって考えたことありますか?
スポンサーリンク
練習の仕方これが全て決める
こういった機会に、強い人は圧倒的に練習がうまいんです。
練習という言葉は、練る と 習う という漢字が入っています。
習ったことを、練る。
ね‐る
1.
【練る・錬る・煉る】 《五他》
堅い物、粗(あら)い物を、こねたりたたいたりすったりして、柔らかくきめ細かにする。
水を加えたり火にかけたりして、かき混ぜる、また、こね固める。
[練・煉] 「餡(あん)を―」
絹を灰汁(あく)で煮て柔らかくする。
[練] 「糸を―」
金属を焼いて硬度を整える。
[錬] 「鉄を―」
精神・技術・計画・文章等をりっぱにするため、努力を重ねる。
「腕を―」
つまり習ったことを得たうえで、練る作業がしっかりできる人が練習がうまい人。
これができる人は、どんなシチュエーションにも、圧倒的に強い。
逆に、そうでない人は習っただけなんです。
練習じゃなくて、習う だけなんですよ。
習っただけで、できた気になる。
よくあることじゃありませんか?
僕も耳が痛いです(笑)
練る作業を本気でしないと身に付かない。
しっかり練るからこそ、自分の身になる。
その意味をしっかり分かって練習している人がどれだけいるでしょうか?
その理解だけで、習熟度が遥かに変わるんです。
そう思います。
自分も、練習がうまい そうあり続けたいですね。
それがお客様のためにもなりますから。
そんなことを考えながら、今日は帰路についています。