Contents
流行りというより、もはや定番。グレージュカラー。
人気のあるカラー 「グレージュ」 呼び方によっては、 「アッシュグレージュ」 とも呼ばれています。
最近のカラーの呼び名は、イメージや造語で呼ぶことが多く、一般の方にはある意味「いったい何色?」となりやすいので少し、難しいですよね?
そんななか、「グレージュ」(アッシュグレージュ) は、もはや市民権を得たといってもいいくらいのカラーの一種にまでなりました。
スポンサーリンク
グレージュとはどんな色?
念のため改めて、「グレージュ」(アッシュグレージュ)について説明しておきましょう。
そもそもこの色は、 「グレー(アッシュ)」 と 「ベージュ」 をミックスすることで作り出されるカラーです。
よくアッシュ系のカラーはクールなイメージになるのと、
色落ちが比較的早いと言われますが、「グレージュ」(アッシュグレージュ)は、その難点を解決するカラーでもあります。
アッシュのクールさを活かしつつ、ベージュの暖かい色味が加わることで、クールでありながらやわらかな印象を作ることができるのです。
そして、色落ち(褪色)してきても、ベージュの色味が髪になじむので、綺麗な色落ち(褪色)が楽しめます。
また「透明感のあるヘアスタイル」として、ヘアスタイルを作る際にも、透けるようなグレージュカラーはとても相性がいいのです。
一概にグレージュといっても様々
そんなグレージュですが、WEB検索してみると、様々な写真が出てきます。
え?これも?これも?
みたいに、すごくたくさんの写真が出てきます。
先ほども言いましたが、グレーとベージュをミックスしたカラーなので、カラー剤の配合の仕方や、もともと持っている、その人の髪のメラニン色素の割合によって仕上がりが大きく左右されます。
だからグレージュカラーの仕上がりも幅広い仕上がりになるのです。
なので、気にいった色のグレージュカラーをオーダーする際は、イメージ写真を準備するのが失敗しないコツです。
人によってイメージのカラーほど、曖昧なものはありませんので。
逆に、グレージュ系のカラーでいい というざっくりした場合は、「私の肌や髪に似合うグレージュ」というオーダーがベストだと思います。
スポンサーリンク
今日のbefore
beforeの状態で、既にある程度 ハイトーンのお客様です。
今日は、赤みを極力抑えた アッシュグレージュ をめざします。
だけど、一色というよりは何色かに見えるようなイメージがいいというオーダーです。
赤みが若干出やすいので赤みを消しながらカラーをしていくため、今回は2段階に分けてカラーをしていきます。
そして、ダメージは極力減らしますが、色を一番に重視するというお客様のオーダーに合わせて、施術をします。(これによって、できるカラー、施術内容も大きく変わりますので、重要な確認です。)
ちなみに毛先は、ある程度 切る予定です。スクエアなラインの綺麗なストレートを目指します。
ですが、髪のダメージもみながらカットするので、今回はカットは最後の段階でしますので、まずカラーから始めます。
1回目終了時
ベースをより明るくコントロールします。
その後、アッシュグレージュの色を入れていきます。
after アッシュグレージュ
写真の撮り方や、光の有り無しで見え方が変わるので、2枚の写真を載せておきますね。
ベースカラーを一度明るく、入れていることで、立体的なアッシュグレージュカラーに見えています。
赤みも抑えられつつ、ベージュの柔らかい色表現も出ていてとても綺麗な透明感のあるカラーです。
まとめ グレージュのオーダーの注意点
グレー(アッシュ)とベージュの良さを取り入れたグレージュカラー。
今回のように明るいカラーにも使えますが、もう少し落ち着いた色味で表現することも可能です。
また、ブリーチをすることが必ず必要でもなく、求める色によりケースバイケースで行います。
グレージュというカラーは幅広いイメージなため先ほども言いましたが、
気にいった色のグレージュカラーをオーダーする際は、イメージ写真を準備するのが失敗しないコツです。
逆に、グレージュ系のカラーでいい というざっくりした場合は、「私の肌や髪に似合うグレージュ」というオーダーがベストだと思います。
参考にしてくださいね。
today's STYLE
cut Takuya ASANO
color Sator Mizukami