Contents
スタイリング剤、嫌いなんでなしでお願いします。
くせ毛さんにとって、スタイリング剤っていわば 扱いやすくするための生命線なんですが、それが肌荒れなどの理由で使えないなんてこともしばしばあります。
単純にべたつくのが嫌だとか固まるのが嫌だという理由の場合もありますしね。
ですが、くせ毛といえば、乾燥しやすくパサつきやすい髪質であるため、基本はスタイリング剤の使用をおすすめしますし、この使い方次第で仕上がりも大きく変わります。本音を言えば、使いたいけど・・・。
要望を踏まえてどうにかするしかありません。
くせ毛を活かすカットをするにあたって、スタートでいわば 羽をもがれた鳥状態になります・・・。汗
まぁ それでも なんとかしなきゃいけない。くせ毛マスターとしてね。
ということで 本日のbefore&after
スポンサーリンク
before
暴れるくせ毛さんです。ごわつきぱさつきが出やすい髪質です。
彼の要望はスタイリング剤がなくてもいい感じに♪
すごくおしゃれな方なので、少しソフトモヒカン的なデザイン要素も入れてほしいというオーダーです。
スタイリング剤で形を作れないので、いつも以上に癖と骨格のバランスをしっかり見極め、カットをしていきます。
なかなか難易度高めですが、やってやれないことはありません。
スタイリング剤がなくても まとまるように毛量調整もうまくコントロールしてね。
after
何もつけずに乾かしただけの仕上がりです。
もともと梳かれすぎて、まとまらなくなっていた髪は、綺麗に切りなおすことでまとまりやすくなっています。
なんとなく髪の質感が違っているのがわかりますよね?
カット一つでこういった質感の違いも出てくるんです。
スタイリング剤を使わないからこそ、必要最低限の毛量調節でコントロールすることが大事です。
くせ毛の種類とお客様の要望
くせ毛を扱う際は、くせ毛を見極めてどうするべきかももちろん大事ですが、お客様の要望とのバランスもとらないといけません。
当たり前ですが。
だってそうしないと、普段の再現性がないですからね。
お客様と一緒に ヘアスタイルを作ってく 常にそうありたいものです。