Contents
くるくるのカールタイプのくせ毛のお客様。
くせ毛マスターの淺野 卓矢です。
くせ毛の悩みは男女共通。今日も、悩めるくせ毛のお客様です。
男性へのくせ毛の対策としては、以前に
-
カットで決まる!!くせ毛を活かすメンズスタイル。
Contents くせ毛を活かすか、それともくせ毛を押さえつけるか? くせ毛の方にとっては、重要なポイントです。 自らの癖を活かしてカットでコントロ―ルするのか、 それとも、 ストレート ...
- 縮毛といわれるくせ毛のタイプの方は、ストレートパーマ(縮毛矯正)でのコントロールがおススメです。
- カールタイプのくせ毛の方、このタイプの方の場合は、活かすカットでスタイルを作るほうが圧倒的にホームスタイリングが、やりやすくなる傾向にあります。
とお話ししました。
本日のお客様は、それでいう 後者のお客様。
カールタイプのくせ毛のお客様です。
ただ、お客様自身は、本当はストレートが好きなので、カールを活かすという選択肢は この時点で除外されてしまいます。
では、どうしていくか?というのが 本日の内容です。
くるくるくせ毛のbefore
濡らした状態の髪です。
ぱっと見た瞬間は、パーマ?と思うほどの癖毛です。
本来なら、彼のくせ毛は、このパーマのような動きを最大限活かすというのが、セオリーの方法なのですが、先ほども話した通り、彼自身はそれを望んでいません。
だけど、縮毛矯正のようなまっすぐにはしたくないんです。
ということで、彼といろいろ話したうえで、今回は、カットで活かすのではなく、カットで収めるという方法をとっていきます。
スポンサーリンク
くせ毛をカットで収めるとは?
カットでくせ毛を収めるとは、くせ毛の動き一つ一つに合わせて、くせ毛をコントロールしやすい長さにカットしていく方法です。
それには セオリーはないので、しっかりと動きを見極めることが必要になってきます。
それを 僕は、
くせ毛の声を聴く とか くせ毛と対話する
と呼んでいます。
これをせずに、ただカットしてしまうと、余計に広がってしまったり、余計に髪が扱いにくくなってしまいます。
今日の彼の場合は、サイドと長く伸びた襟足をくせ毛に合わせてすっきりした上で、トップのバランスを、調節していきます。
after
仕上がりになります。
ブローは手で乾かしただけです。
くるくるくせ毛が収まり、手で乾かしただけでまとまるヘアスタイルになっています。
くせ毛の声を聴きカットすることで、カットだけでも、これほど収まりのいいヘアスタイルになります。
くせ毛のカットに大事なのは、お客様とくせ毛との対話
くるくるくせ毛には、くせ毛を活かしたカットがおススメです。
ですが、カウンセリングの結果、くせ毛を収めるカットにすることも、しばしばあります。
今回の場合もそうでした。
くせ毛のヘアスタイルとは、美容師がどうにかするのではなく、お客様と一緒に作り上げるものです。
お互いが信頼しあって、初めて良いヘアスタイルができていくのです。
くせ毛に悩む皆様、一緒にいいヘアスタイルをつくっていきましょうね。