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私、赤く色がでるのが嫌いなんです。
「私、赤く色がでるのが嫌いなんです。」
僕のお客様に結構、多いんですよね。このタイプの方。
赤がダメというわけではないのが、もともと日本人の髪は、個人差はありますが、赤褐色のメラニン色素が多いのでどうしても赤く色が出やすいんです。
だから見飽きてるんでしょうね。たぶん。
隣の芝生は青く見える的なね。
そんなわけでそういったお客様が多いのです。
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before
写真では、光で若干赤みが飛んで写っているのですが、色も抜けて赤みのあるオレンジっぽくなっていますね。
今日は、ここから少しトーンダウン(暗く)しつつ赤みを消し綺麗な艶髪にしていきます。
赤みを消すには、補色のマット(緑)をいれれば消える
色のコントロールとしては、補色というものがあります。
色相環でいうちょうど反対の色ですね。
色相環
色相の総体を順序立てて円環にして並べたものを色相環(しきそうかん、英: color circle[1])と言う。色相環上では、補色を反対の位置に設ける。理論的には、境目がなく連続的なものである[2]。しかし、一般的には20等分や40等分、RGBカラーでは6等分や12等分(時計で示した場合)[2]、24等分で表現される。色相を角度で示すものもある。現代ではマンセル表色系などのように、赤から始まるものが多い。
上の図を見てもらえれば、赤の反対がちょうど緑(マット)になります。
カラーリングとはこういうものを考慮して、行っていくのです。
ただ、この色はあくまでも、白いベースに行った場合で、人の髪は先ほども言ったメラニン色素がベースにあるため単純にそのまま出るというわけではありません。
単純にマット(緑)を入れても、綺麗にでなかったり、肌がきれいに見えにくいといったデメリットもあります。これは、パーソナルカラーにもよって変わってきます。
ですので今回は、マットではなくアッシュとベージュのミックスのアッシュベージュをチョイスしてカラーリングしていきます。
アッシュだけでは、髪になじみにくく、色もちも悪いので、ベージュをミックスすることで、色もちアップと髪色へのなじみをつくるのです。
またそうすることで肌も綺麗に見えます。
ということで仕上がりへGO!!
after
赤みが消えた、綺麗なアッシュベージュのヘアカラーになりました。
そして、トーンダウンもしたことで、艶髪に見えるようになりました。
お客様も大満足な仕上がりです。
赤みを消すには、選択肢は様々
赤みを消してコントロールするためのカラーのほうほうは一つではありません。
もとの髪の色素、肌色によるパーソナルカラーなど、複合要因によってきまります。
TONI&GUYにはカラーリストというカラーの専門家がいますので、専門家がしっかりカウンセリングしてカラーの提案をしていきます。
色にお悩みの方は、是非 ご相談くださいね。