くせ毛マスターの淺野卓矢です。
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細毛&うねりの強いくせ毛
細毛とうねりの組合わせのくせ毛の方は、ストレートパーマ(縮毛矯正)って、相性悪いですよね?
まっすぐになりすぎてしまったり、ボリュームがなくなってしまったりと、苦い経験がある方も多いのではないでしょうか?
そうなってしまうのって、理由があるって知ってました?
今日は、それも含めてお話したいと思います。
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まずは、beforeから
細毛&うねりのくせ毛 before
見ての通りのくせ毛さん。
根本が約3ヶ月から4ヶ月くらいです。
毛先は、カラーとの組合わせもあってダメージして来ています。
こういったタイプのくせ毛さんは、髪のダメージが顕著に出やすいんです。
本来なら根本のリタッチストレートパーマがベストですが、それだけでは、綺麗にはなりません。
根本がいくら綺麗でも、毛先が汚くてはもともこもないですから。
だから、毛先は栄養分を入れながら、ストレートパーマと同時にケアしていきます。
もちろんカットもします。
薬剤とアイロンコントロールが仕上がりを決める。
細毛のストレートパーマ(縮毛矯正)において、仕上がりを分ける第一要素が薬剤です。
薬剤の強さ、濃度(還元剤の種類)だけでなく、油分量も含めて選定します。
ちょっとマニアックなお話ですが、一般的に縮毛矯正やストレートパーマ剤には油分量が多目のものが多いのですが、それは、髪の収まりをよくするためでもあります。
しかし、細毛の方にこの薬剤を使うと、ボリュームが全く出ません。
重いですから。
細毛の方ってボリュー出すためにはシャンプーから、それに合わせたものが必要なのですが、髪がすでに重ければもともこもないわけです。
だからこそ、薬剤の強さだけでなく、油分量まで含めてコントロールしなければいけないのです。
そして、二番目がアイロンコントロール。
よく僕がストレートアイロン使っていると、初めての方は、引っ張らなくていいの?って聞かれます。
これも重要なポイントで、引っ張るアイロン操作が一般的なマニュアルなのですが、それでは綺麗にはならないし、ボリュームもなくなってしまうのです。
アイロンのポイントは、引っ張る力×プレス圧力×熱量。このバランスなのです 。
これは口頭では説明が難しいのですが、単純に正しくアイロンしていれば、されているがわは、気持ちよくて寝れる(笑)レベルです。
と、まぁ、この二つが大事なわけです。
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細毛&うねりのくせ毛 スムージングストレートパーマ after
仕上がりを後、カットもして完成です。
自然なボリュームがでた綺麗なボブですね。
一つ一つのくせ毛という素材に合わせた施術が、仕上がりに大きく影響するストレートパーマ(縮毛矯正)。
オートクチュールな施術が、あなたの髪を綺麗にしてくれます。