「トリートメントしますか?」「トリートメントしたほうがいいですよ。」
ヘアサロンでよく聞くフレーズかもしれませんね。
僕もトリートメントもちろんおすすめします。
くせ毛さんへのアプローチとしても、場合によってはストレートパーマや縮毛矯正みたいなものよりも有効な場合もあるからです。
ブローはいつも自分でできるし、ストレートしなくていいかなぁなんて方もいらっしゃるので。
その方その方のライフスタイルにとって何がベストかをお話ししながら決めていきます。
今日のお客様もそんな一人。
before
毛先は、三つ編みしていたみたいなので、無視してくださいね、
ですが、ほわほわした癖と一番は髪の硬さが気になります。
そんなときは、油分コントロールをして、しなやかさを与えるトリートメントをチョイス。
TONI&GUYではケラスターゼを使用していますが、
このトリートメントは、一人一人に何種類ものトリートメントをセレクトしていけるのが魅力です。
after
長さもカットし、ブラシでブローしていますが、とてもきれいになりましたね。
before&afterをお客様にみせたら、 すごい変化に思わずお客様が笑ってしまってました(笑)
シャンプーやコンディショナーが選択が大事なように、サロントリートメントも洗濯が大事です。
それが美容師の腕のみせどころ。
毛髪の状態を見極め 適切な処方をして施術する。
この当たり前のことをしっかりやる。実はこれが難しいんです。
だって髪の状態は、結局は 経験でしか判断できないですから。
トリートントは製品の力だけではだめなんです。
どんなにいいと言われているものを使っても、10人10色の髪の毛全部にあうものなんてありません。
だから適切なものを選ぶ(処方する)ということが大事なのです。
「あのトリートメントいい。」「このトリートメントがいい。」
と友人にすすめられても あなたにあうかは分かりませんからね。
そして、美容師自身が未熟なため、最良な結果がえられないといった場合もありますから。
全ては 髪を診断して、トリートメントの種類を選択した時点で 決まっています。